五反田で生活習慣病治療ができる清水内科眼科医院

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株式会社鳳エルバース

生活習慣病

日本人の3割が生活習慣病で亡くなっています

生活習慣病とはその名の通り、生活習慣が原因で起こる疾患のことです。代表的なのは、高血圧・脂質異常症・糖尿病・肥満などです。単独でも十分恐ろしい病気ですが、重複することによりその危険性は増していきます。生活習慣病が進行すると、心筋梗塞・狭心症・脳梗塞などが起こり、取り返しのつかないことになりかねません。

生活習慣病は、普段の生活習慣を改善するだけで予防できたり、進行を止めることができます。当院では、薬による治療だけではなく、食事療法・運動療法の指導も行っています。

生活習慣病の治療には、無理のない範囲で続けていくことが大切です。まずは、お気軽にご相談ください。

代表的な生活習慣病

高血圧

一般的には、最高血圧が140以上、もしくは最低血圧が90以上が高血圧と言われています。しかし、年齢や持病などによって基準となる値は異なりますので、ご自身だけでは判断せず、ご相談ください。高血圧を放っておくと、動脈硬化が進行し、脳出血や脳梗塞、狭心症、心筋梗塞などの症状を引き起こす原因となります。

症状にもよりますが、生活習慣だけでも十分改善が可能です。睡眠をしっかりとり、適度な運動を心掛け、バランスの良い食生活を送りましょう。

脂質異常症

血液中の脂質量が増え、血管にコレステロールがたまり、血液の循環が悪くなる疾患です。自覚症状がほとんどなく、健康診断を受けた際のコレステロール値や中性脂肪値が大切な指標となります。昨年よりも値が増えている場合は、1度受診するのが良いでしょう。

脂質異常症は、内臓脂肪肥型肥満と関連性が深いと言われています。内臓まわりに脂肪がたまるタイプの肥満で、お腹だけが出ている方は要注意です。無理なダイエットだけでは内臓脂肪を減らすことはできませんので、運動・食事などに気を付け、規則正しい生活を心掛けましょう。

糖尿病

糖尿病とは、血糖値が高くなる病気です。様々な合併症の危険が指摘されています。軽度の糖尿病では自覚症状がほとんどなく、発見が遅れがちです。進行が進むと、尿の量が多くなる、多尿のためのどが渇くようになる、体重が減る、疲れやすくなるといった症状があらわれます。

血糖値が高い状態続くことにより、命だけでなく様々な合併症が引き起こされます。失明の可能性がある糖尿病性網膜症、腎不全の原因となる糖尿病性腎症、足の感覚が麻痺する糖尿病性神経障害などがあります。

肥満

日本人には、欧米人のような超肥満体の人はあまりいません。欧米人と比べて、血糖値を下げるインスリンの分泌能力が低く、少し太ると糖尿病になり、それ以上は太りづらくなるからです。だからこそ、肥満には特に気を付けなければいけません。

肥満には「皮下脂肪型」と「内臓脂肪型」があり、このうち「内臓脂肪型肥満」は生活習慣病の元凶とも言われています。他の部位は普通なのに、ウエスト回りだけポコッと出ている人は要注意です。ダイエットのために食事量を制限するのではなく、3食きちんと摂った上で、摂取カロリーを少しずつ減らしていきましょう。

生活習慣病の治療法

食事療法

「今日から食事制限しましょう」と言っても難しいかと思います。少しずつできることから改善していきましょう。肉と魚があったら魚を選ぶようにする、できるだけ野菜の入ったメニューを心掛ける、ラーメンやうどんの汁は残す、腹8分目で止める、間食はしないようにする……これらを1つずつこなしていけば、少しずつ食生活は改善されていきます。

いきなりすべての項目を頑張るのではなく、モチベーションを維持するためにも、無理のない範囲で頑張ることが大切です。

運動療法

効果的なのは、全身を動かして大量の酸素を取り込む有酸素運動です。代表的なのはウォーキングですが、他にもストレッチ、スイミング、サイクリングなどがあります。いきなりスポーツジムに通いなさい、ということではなく、できる範囲から始めることが大切です。

普段の生活習慣で心掛けたいのは、エレベーターやエスカレーターではなく階段を使うようにする、徒歩で行ける距離であれば車や電車を使わずに歩いてみる、などです。運動量だけではなく、長く続けることが重要です。

飲酒・喫煙習慣の改善

お酒は少量であれば問題ありませんが、大量に飲んだり、毎日飲み続けていると、生活習慣病のリスクが高まります。毎日飲むのであれば、1日の量を減らしていく、たくさん飲んだ翌日は休肝日とする、など、飲酒量を少しずつ減らしていきましょう。

タバコはやめるに限ります。生活習慣病だけではなく、がんを引き起こす発がん性物質が60種類以上も含まれています。自分の意志でやめられない方は、意志が弱いのではなく、ニコチン依存症の可能性が高いです。その場合は、禁煙外来を設けている医院を紹介いたします。

薬での治療

生活習慣病の治療では、まず生活習慣の改善からスタートします。改善しても目標値に届かない場合は、薬物療法を始めます。薬の処方については、必ず医師や薬剤師の指示通りにしましょう。もし飲み忘れてしまった場合、2回分をまとめて飲んだりすることは危険です。また、値が良くなってきたからと言って、ご自身の判断で服用を止めてしまってはいけません。症状の進行具合によっては、一生付き合わなければいけないこともありますが、逆に長期的な治療で進行を食い止めることができますので、ご自身や大切な人のためにも、医師の指導に従って、規則正しい生活を送りましょう。

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